活動の基本
同友会活動の基本は、自助努力によって学ぶこと。
同友会は、経営者自身が自主的に会活動に参加し、自らの意欲と責任で学び、それを企業経営に創造的に活かし、経営の発展と経営し自身の自己成長、革新を図っていく会です。また経営環境の改善の課題も「学ぶこと」によって明確にすることが可能になります。運営については、みんなでいろいろなすすめ方を相談しながら、民主的に決めていきます。
●支部例会
支部ごとに行われる全員参加の月例会は学ぶことを中心とした同友会の柱となる活動です。同友会では聞きっぱなしになることを避けるため報告者又は講演者の報告を聞いた後、6〜8人のグループに分かれて報告内容を確認するグループ討論という独自の形態ですすめられています。これにより自社にとってどうかかわりがあるかなど、より深い理解が得られます。この方式は、全国行事、全県行事でも必ず行われています。
●全県行事・全国行事
大分同友会では4月に「定時総会」、10〜11月に「経営フォーラム」が開催され、県内全会員が一同に会し、学び合い、交流しています。
全国行事としては、三大行事として、定時総会(7月)、青年経営者全国交流会(9月)、中小企業問題全国研究集会(2月)があり、全国各地で1,000名をこえる規模で開催され、全国的に交流しています。
同友会理念にもとづいた独自の活動。
●あなたは何のために経営するのか。
自社の存在価値の見直しとともにつくり上げる経営理念を基本として経営の姿勢、哲学がまさに問われる時代です。同友会は、指針書の作成を強力に推進し、不透明な時代に航海を続ける中小企業家の羅針盤をつくる応援をしています。
経営指針とは、理念・方針・計画から成り、委員会では経営指針を作成し、実践を重ねてきた経営者が長時間をかけてあなたの会社の指針書を共に学びながらつくりあげていきます。
●新卒者の採用に新しい視点。
参加企業を募り、合同で求人キャンペーンを企画展開し、合同企業説明会などの活動を行っています。単に新卒者の採用活動だけでなく、学校や地域の人々とのつながりを重視し、中小企業の魅力やそこで働くことのすばらしさを伝える活動もしています。
●社員とともに働くこと、生きることを考える。
自主的な判断力や創造力で顧客の要求を深く掘り下げてつかみ、商品やサービスとして提案できる総合的な力=人間力を培うことが企業にとって大切です。
同友会の研修は、人間教育の場とともに経営者自身にとって自己変革をともなう「共に育つ」場となっています。
入会後の学びと実践のサイクル
●強じんな企業をつくる「人を生かす経営」の総合実践
- 経営指針成文化から実践運動へ。成果の出せる企業づくりの推進
- 採用と教育を一体として考え、強い体質の企業へ
- 地域の人育てを学校とも連携して
- 障がい者問題について関心を深め、障がい者雇用の取組みを広げよう
同友会に入会し、「学び・気づく」⇒「実践する」⇒「手応えや悔しさ」⇒「次の課題を見つける」を繰り返すことによって、学びと実践のサイクルを回すことが大切です。